萌えPerl
しきり線
大項目 コマンドライン
中項目 文字入力で操作
リファレンスたん
 こんにちは。
 レファレンスたんだよ。
 ここからは私がお相手するね。

 ちょこっと話はホームページから外れるんですが、Perl について。
 ブラウザ越しに動かせるプログラムとして Perl が良く使われるので、Perl はそういうものでしかないような感じになるのですが、実はそんなことはなくて、Windows のデスクトップでも動きます。
 ただ、普通のソフトのようにダブルクリックしたら専用の画面が現れてマウスでクリックして操作するようなもの(GUI:グラフィカルユーザーインターフェイス)ではなくて、コマンドラインという文字入力画面から動かしてやる必要があります(CUI:キャラクタ(またはコマンド)ユーザインターフェース)。また結果も地味です。(^-^;
 なんだけど、ついでにそのへんもちょっとお勉強しましょう。

中項目 Perlをコマンドプロンプトで動かしてみる
リファレンスたん

 最初のところでお手元のパソコンにPerlをインストールしてもらったので動くはずです。
 それではコマンドラインを起動しましょう。


スタート→すべてのプログラム(P)→アクセサリ→コマンドプロンプト

ここで、以下のように入力し、Enter を押します。

perl -v

Thid is perl, v5.8.7 built for 〜 と出ればOKです。


 しかし、そう簡単には出ないはずです。
 コマンドラインでプログラムを実行するにはそのファイルがある場所まで移動しなければなりません。
 普通のソフトで言うところの、そのソフトがあるフォルダーを開けてファイルをダブルクリックするのと同じです。
 コマンドプロンプトで場所を移動するには以下のように入力します。

cd ディレクトリ名

 cdはチェンジディレクトリの略です。
 Perl をインストールすると perl.exeC:\perl\bin の中にあるはずです。
 なので、以下のようにすると成功します。


cd C:\perl\bin
perl -v

 またはこれでも良いです。

C:\perl\bin\perl -v


 でも毎回 C:\perl\bin\perl と入力するのは面倒なので省略します。


 マイコンピュータ右クリック→プロパティ→詳細設定→環境変数→システム環境変数の PATH をクリック→編集
 一番後ろに ;C\perl\bin を書き足します。

 ; が区切り文字です。


 もともと書いてあるものを消したりしないように気をつけて後ろに付け足して下さい。
 これで、どこからでも perl 〜 とすれば動くようになりました。

 今までは perl で書いた 〜.cgi を動かす為には、仮想ホームページスペースである C:\Program Files\Apache Group\Apache2\cgi-bin\ の中において、ブラウザーから起動させて見ていました。
 しかし、表現媒体にブラウザーを使用しないのなら、別にパソコン上の何処でも動かすことが出来ます。
 では試しにCドライブの直下に moeperl というフォルダーを作って(c:\moeperl\)動かしてみましょう。


1.test01.cgi というファイルを作る。

2.以下の2行を書く
#!c:/perl/bin/perl
print "the world!!!!";

3.コマンドプロンプトを開く

4.以下のように打つ
C:\Documents and Settings\個人名\>cd c:\moeperl
C:\moeperl>perl test01.cgi
the world!!!!


 という感じで、コマンドプロンプトプロ上で「the world!!!!」と表示されました。
 ええ、しょうもないですね。
 コマンドプロンプトってこんなもんです。(^_^;
 音が鳴ったり、CGが動いたりしません。
 perl がそもそもはそういったエンターテイメント系向けに開発されたものではないので余計にそんな感じになります。

中項目 コマンドちょいリスト
リファレンスたん

ここまでのコマンドプロンプトのコマンドとかです。

コマンドとか効能
cd ディレクトリ名ディレクトリの移動
dirファイル一覧表示
perl -vインストールされているPerlのバージョン情報等の表示
perl ファイル名perlで書いたプログラムの実行
方向キーの↑直前のコマンドを表示
方向キーの↓↑を押しすぎて通り過ぎた時に戻る
cd や perl のあとファイル名を途中まで入力して Tabキーを押す候補が現れる。うろ覚えや全部入力するのが面倒臭い時に便利