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基本形
  さてと、ここからいよいよプログラミングらしい話に入ります。
 まず、テキストファイルの書き方なのですが、
 
 
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1行目にかならずインタプリタの場所を書きます。(#!c:/perl/bin/perl #!/usr/local/bin/perl)
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 さっきの例では、
 #!c:/perl/bin/perl
 と書きました。
 これは#!c:/perl/bin/perlにこのテキストファイルを翻訳してくれるインタプリタ(プロ
グラム)があることを指し示しています。
 これがプロバイダーの場合は多分別の場所だと思います。だから必ず各プロバイダーでこ
ういうふうに書いてくださいと指示されているはずです。
 #!/usr/local/bin/perl
 とか書いてある場合が多いと思うのですが、まあ、そのへんは確認してください。
 次に
 
 
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拡張子を .cgi にします。
cgi-binのフォルダーの中にファイルを置きます。
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 これはアパッチの設定次第なのですが、ひとまずこうしておけば間違いありません。
 これもプロバイダーによっては cgi-bin の中に入れる必要は無かったりしますので、ご
確認お願いします。
 以上のことをローカル環境で実行するにはPerlの動作確認でしたように、テキストファイ
ルの一行目に#!c:/perl/bin/perlと書いて、拡張子を .cgi にして、
C:\Program Files\Apache Group\Apache2\cgi-bin\ に保存すればオッケーです。
 あともう1つ忘れてはいけないのが、ここではずっとブラウザーを通してテストをします
ので、
 
 
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表示の最初には print "Content-type: text/html; charset=Shift_JIS\n\n"; と書きます。(プロバイダーでは Shift_JIS を EUC-JP にします。)
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 これは、コンテントタイプと言って、ブラウザーに「これ以降はHTML文章が書かれていま
すよ」と教えるためのものです。こう言うとブラウザーは「ああ、じゃあ画面に表示しよ
う」としてくれます。これ以外にも「これはファイルだから画面に表示するんじゃなくて
ダウンロードにしてね」とか「ただのテキストファイルだよ」とか色々あります。
 ひとまず当分の間は"Content-type: text/html\n\n";だけ覚えておけば良いです。
 以上のことを自分のパソコンで実行する最小のプログラムはこうです。
 
 
 | #!c:/perl/bin/perl print "Content-type: text/html; charset=Shift_JIS\n\n";
 print "HTMLデータ";
 
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 これで、アドレス欄にhttp://localhost/cgi-bin/ファイル名.cgi
 とかすれば
 
 
 と表示されます。
 
 あと、文章の終わりには ; を必ず付けます。
 上の例では print 命令の行末に ; がついていますね。
 これは日本語文章の 。と同じです。無いとエラーになりますので気をつけてください。
 
 
 | # を書くとそこから行末までの文字は無視される。 =for と =cut でくくったところは無視される。
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 プログラム自身に対しては何の意味も無い記号です。
 人間がコメントや注釈に利用します。
 =for のforの部分は任意の文字で良いのですが、エディターにperl用の
表示補助が有る場合にはforが反応しやすいみたいなので=forをお薦めします。でも何でも良いです。
 
 
 | #!c:/perl/bin/perl print "Content-type: text/html\n\n"; #コンテントタイプだよ。
 print "HTMLデータ"; #文字を表示するよ。
 =for #ここから
 print "おい、俺がオタクだからって";
 print "無視するなよ。";
 =cut #ここまでは無視されるよ。
 ↓
 HTMLデータ
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 コンピュータ的には無くても良く、人間がプログラミングするときに分かり
やすいというだけのものなので、短いプログラムなら全く使用しないでしょう。
 しかし、長いプログラムだと適当に入れておかないと後で見直した時にわけが分からなくなります。
 
 
 | まとめ 
 
1行目に#!c:/perl/bin/perlと書きます。
拡張子を .cgi にします。
cgi-binのフォルダーの中にファイルを保存を置きます。
表示の最初には print "Content-type: text/html\n\n"; と書きます。
行の終わりには ; を付けます。
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